秋分の日を過ぎてようやく涼しくなってきた2024年。夜の寝苦しさもいくらかマシになり、少し早目に起きれるようになり、日中の陽射しも穏やかになってきたのでお出掛けを再開。
今回は香川県高松市亀水町(たるみちょう)にある旧南原邸にスイーツを食べに行ってきました。
高松駅からは車で20~30分程。カーナビで住所を入れると一つ前の路地を曲がろうとしていたので、Googleマップ(ストリートビュー)を確認してから向かった方がいいかもしれません。
路地の入口に赤いフラッグと小さな看板の目印を立ててくれていますが、強風の日は出ていなかったり、本当に小さな路地なので見逃さないように注意です。
この距離になると残念ながら高松市街地からのレンタサイクルだと難しく、電動キックボード(LUUP)でもかなりツラいと思います。
車がない方は公式サイトのアクセスページで紹介されているバスを調べていくのがいいかと思います。
駐車場は約20台と書かれていましたが、特に線などはひかれていないので先着の車に合わせて駐車するのがよさそうです。
入口は駐車場から直ぐで、この左の小さな引き戸から入って行きます。手前にはおすすめメニューの書かれた看板があり、さっそく美味しそうでした。
時間によっては完売していたりするみたいなので外ではあまり悩まず、中に入ってしまった方がいいように思いました。
建物に入るとほんのりと旧家の匂いを感じた気がしましたが、三秒後には忘れていました。
おそらくですが、入口は土間側が入る感じになっていて沓脱石(くつぬぎいし)があったりと早速雰囲気があります。
この椅子はたぶん満席の際にお客さんが待つための場所っぽいです。旧南原邸が紹介されている雑誌や、亀水町地区の散歩マップなども置かれていました。
靴を脱いでここへ上がり、左手奥や右手奥が席になっていました。全部で12卓くらいはあったでしょうか。数えてみてください。
私たちはなぜか空いていた窓際の特等席に。
畳に座布団で直に座ると長くはくつろげないのでこの席が最高でした。
写真には写っていませんが、同じような方や、足や腰を悪くされている方のために小さな椅子も用意されているでしたので、座敷がキツい場合は一声かけてみるといいかもしれません。
店員さんは皆さん気さくで朗らかで丁寧でとても心地よかったです。
奥の座敷も素敵ですが、こちらのキッチン側の席もとても素敵でした。
さて、それでは本題(?)のスイーツです。
僕は抹茶などが苦手で甘いものが大好きなので、フルーツ(キウイかブドウあたり)のアイスやパフェがいいなぁと思っていたのですが、アイスはカボチャアイスでパフェはイチジクだったので、今日最後のひとつだというシフォンケーキ(のブドウ添え)にしました。
妻はカボチャのアイスと散々悩んで抹茶のガトーショコラと豆乳カフェオレを注文。
季節によってメニューが違うようなので、その時にあるメニューを楽しむのが良さそうです。
シフォンケーキは米粉を使用したものらしいですが、もふもふふわふわふぉわふぉわで味もしっかり甘くて美味しく、甘くなった口をブドウのほのかな酸味が打ち消してくれるのも相乗効果的に美味しかったです。
抹茶のガトーショコラも甘過ぎずとても美味しかったとのこと。添えられていたバニラアイスを一口もらいましたが、あれです。美味しいバニラアイスでした。わかる人にはわかると思います。
あっという間に食べ終わり、建物内をスケッチしたり写真を撮らせてもらったりしながら一時間程滞在しました。
連休明けのド平日の午後、閉店近い時間ということで少し自由にさせていただきましたが、曜日によっては特にランチは予約をした方が良さそうです。
余談ですが、トイレは建物の中と外の両方にありました。
僕は中のトイレだけ行ったのですが、この部分だけ増築か改築したのかとても綺麗でした。古い建物だとトイレの古さなどが心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、まったく心配ないと思います。
妻が言うには外のトイレも綺麗だったそうです。
持論ですが、トイレが綺麗なお店はいいお店です。
帰りは飾り瓦(鬼瓦?)の大黒天様に笑顔で見送られました。
旧南原邸の近くにはマンモスプレイパークTARUMI(亀水中央公園)があり、季節によってはバラや桜が綺麗なので、立ち寄ってみてください。
亀水湾や紅峰山そして五色台に囲まれたこの地区は360度、どの方角も自然に溢れていてパワーがもらえる気がします。
車で来られて時間に余裕がある方はもう少しだけ足を延ばして五色台の展望台まで行かれることをおすすめします。
五色台の展望台についてはまた別の記事で。
※写真の撮影や掲載については許可をいただいております。
別日に訪れた際の写真
写真と文章担当。しゃべり好きな人見知り。
基本的には出不精。
妻のRumyに連れられ香川県に。