妻のRumyがお世話になっている美術教室があって、そこには数名の高校生が通われている。
そこの生徒さんが個展をしているというのと、その最終日には別の生徒さんが実行委員を務めているかがわ総文祭2025のプレ大会のパレードがあるというのでハシゴをしてきました。
個展が開催されていたのは「こがね製麺所高松木太店」でした。うどん屋さんで個展?少しだけ疑問符を頭の上に浮かべながら店内へ。
入口を入って目の前にリーフレットが置いてありました。
顔を上げると大きな作品が二枚飾ってあります。
そしてその奥の白い壁にも作品がずらりと。全部で30作品くらいでしょうか。まだ飾れていない作品も何個かあったそうです。
当然ですが、逆側は普通のうどん屋さんです。
冷ぶっかけの小をいただきました。
色々な作品があったのですが、その中でも僕が一番好きなのはこちら。
作品名は「カラフルマステドット」だったと思います。
マスキングテープを使いつつ、カラフルなドットで描いた作品…ド直球の作品名ですね。
美術館やギャラリーに個展を見に行くとなると少し気負ってしまいますが、普段から通っているような飲食店でアートに触れられるのはとてもいいですね。
うどんを食べている木彫りのタヌキに見送られて店を出ると秋晴れのいい天気でした。お店の直ぐそばには春日川が流れています。
春日川越しに見る屋島もいい感じです。
次は水城通りでおこなわれるパレードへ。
写真は撮ってみたものの、学生さんたちの顔が映っているので自粛します。代わりに最高にかわいいマスコットの「さぬぽん」をご覧ください。
こちらの「さぬぽん」ですが、なんと中学校三年生がデザインしたものとのことで、才能が恐ろしいです。
そしてさらに感動したのが、各部門ごとのさぬぽんがしっかりと描かれていたことです。これは可愛い!
僕のお気に入りは躍動感がある書道とかるたです。
ところで総文祭とは?というところなのですが、簡単に言うとインターハイの文化部版という感じらしいです。詳細はサイトを読んでもらうのが良いかと思います。
昭和52年から各都道府県が持ち回りで開催しているということで、自分が高校生の頃もやっていたはずなのに全然知りませんでした。
今年の夏は岐阜県で48回目、来年2025年の7月26日~31日の49回目を香川県でおこなうそうで、香川県は2巡目で1991年以来34年ぶりということになるようです。
おそらく3巡目の香川県での開催は見られないと思うので、今回、一般観覧できるものがあれば行ってみたいなと思いました。
パレードを終え高松駅前に立ち寄ると、所狭しと獅子舞たちが舞い踊っていました。
こちらも観覧者が多く写真が撮れませんでしたが、「獅子舞王国さぬき2024」というイベントのようです。その様子はYouTubeでもアップされるようなので是非。
一枚だけ迫力のある書を撮っていたので、これでこの日の散歩は〆としたいと思います。
前の週まで、日が出ていると少し暑いくらいだったのですが急に秋が深まりあっという間に冬が顔を覗かせています。
季節の変わり目、風邪などひかぬようご自愛くださいませ。
写真と文章担当。しゃべり好きな人見知り。
基本的には出不精。
妻のRumyに連れられ香川県に。