いよいよ4月18日に開幕した瀬戸内国際芸術祭2025。
開幕初日は朝から霧が出て船が欠航になるなど少し慌ただしさもあったようですが、万博も含めて多くの人が瀬戸内界隈に訪れてくれるといいなと思います。
そういう僕たちも移住して一年、島へ遊びに行くことはあまりなく、記事にしたのはRumyが小豆島に行った時の記録だけです。
小豆島に行かれる予定の方には参考になるかと思いますので動画を見たりしていただけると嬉しいです。
さて、開幕直後はどこも混みそうだというのと生活が少し忙しかったり体調だったりの都合でまずは春会期のみで陸続きで行ける瀬戸大橋エリア(沙弥島と瀬居島)に足を運んでみました。
このエリアの詳しい説明は他の記事に書いていますので是非ご覧ください。
このエリアには高松市街から車で40分くらいで行けます。
あまり時間に追われながらまわるのも嫌だったので、起きた時間、準備が出来たら向かうというスタンスで行ったら、瀬戸内記念公園の駐車場についたのは13時40分頃でした。
近くのバス停にはバスを待っている集団がいたり、いつもの平日よりもあきらかに駐車場が埋まっていました。

いたるところにこののぼりが立っていてわかりやすいです。

こんな感じで道標もちゃんと設置されていて素晴らしい。
【so10:八人九脚】はもう何度も見ているのでナカンダ浜方面へ向かいます。

最初は【so01:階層・地層・層】

円周を歩けるようになっていて少しずつ登れます。

写真では伝わりませんがその道が細いのと、落ちそうになるので意外と怖いです。
頂上に登ってこんな写真を撮ってみました。

ちなみに各作品の看板にはこのようなハンコがつるされていて、紙のパスポートをお持ちの方は押すことができます。

デジタルパスポートの場合は無いみたいですが、くるりアートかがわというものがあってそこでは賞品などもあるようです。
なぜこれを公式アプリでやらないのかは謎です。
ブラウザベースではあきらかに不安定。
また、公式アプリにはエリアマップや作品情報なども付随していないのでとても不便で、ただのパスポート掲示アプリとなってしまっています。
パスポート・エリア(作品や駐車場など)マップ・作品概要・バスルートと時刻表がアプリで見られるだけで、これほど有意義なものはないと思います。
まぁ、ガイドブックを買ってということなのもかもしれませんが、ちょっといまいちな感じです。
さて、歩いて沙弥島の浜方面に向かいます。

展示を見るためだけに地図を見て歩くとこの突き当りの海岸を左に曲がることになるのですが、できれば皆さん一旦、右に行ってナカンダ浜まで歩いてみていただきたいです。
5分はかからないと思います。

こんな感じのところに出ます。

この木の生命力が素晴らしい。


晴れの日の海の青さや空の色とのグラデーションが素晴らしく、瀬戸大橋もくっきり見えます。
アート作品だけを見てまわるのではなく、周辺の素敵な景色も是非みていって欲しいなと思います。

【so11:幻海をのぞく】は万葉開館ではなく、その手前の洋館内に展示があります。

随分と古く、廃屋というおもむき。
入口でパスポートを提示して靴を脱いでスリッパに履き替えてあがります。
中は真っ暗で少し怖いです。暗所恐怖症の方は注意が必要だと思いました。また、背が高い人は頭に注意しましょう。
動画は禁止だったので中は撮っていませんが、素敵なインスタレーションでした。
言葉で表現するのはとても難しいので諦めます。
10人も同時に入るとギュウギュウなので混雑時はちょっとストレスかもしれません。
ここを出た時点で15時40分。瀬居島の展示は17時までということで別日にするか悩んだのですが、ちょっとだけでも行ってみることに。
主な(臨時)駐車場は二箇所。
まずは旧瀬居小学校の展示をみてから旧瀬居中学校に行ってみようと第 2 臨時駐車場に車を停めて小学校まで歩きましたが、疲れていたこともあってかGoogleマップで徒歩7分の距離がちょっと遠く感じました。
駐車場になっている場所が学校の校庭のような場所なのですぐそばに校舎があるのかと思ったのですが、学校は少し離れた場所にありました。

旧瀬居小学校はつい3年前までは開校していましたが、2022年3月に113年の歴史に幕をおろしました。
展示はもう少し解説が欲しいなぁと思うものがいくつか。
実際は展示よりも久々に足を踏み入れる「小学校という空間」の方に興味が湧きました。



今風に言うとエモいという感じでしょうか。
この最後の写真を撮ったのが16時40分。さすがに旧瀬居中学校に行くのはギリギリなのと疲れと空腹がピークに達していたので、ここまでにして帰りました。
はじめての瀬戸芸に参加(?)して感じたのは
- 飲み物はもちろん、軽食も持って行こう
- 歩きやすい靴を履いて行こう(暑さ対策・日焼け止め・帽子なども)
- 電波がない場合も想定しておこう
- 屋内展示系は閉館時間がある(概ね17時?)ので気をつけよう
- 駐車場もしまるので気をつけよう
こんな感じでしょうか。
楽しみ方はそれぞれかと思いますが、怪我なく病気なくトラブルなく瀬戸芸を、香川県を楽しんでもらえたらいいなと思います。

写真と文章担当。しゃべり好きな人見知り。
基本的には出不精。
妻のRumyに連れられ香川県に。