瀬戸芸の記事を書いていることもあり少しずつアートに興味が湧き、香川県高松市生まれの美術家(絵描き)である川島猛(かわしまたけし)さんの展覧会「夢の中へ Part2」へ行ってきました。
場所は香川県高松市亀水町にある川島猛アートファクトリーミュージアムで海の見える工場跡がそのまま美術館になっています。
高松市街地から五色台方面に車を走らせて20分程で到着です。
正面からは入れず、左の脇道を登って行く感じになりますがゆっくり走っていれば案内看板がありますのでわかりやすいと思います。
駐車場は2箇所ありますが、P1の方が坂を登った先の入口に近いので混んでいなければP1の方が楽でしょう。

入口からすでに雰囲気が漂います。
なぜか真っすぐ写真が撮れずに苦戦しました。

窓の向こうの海が綺麗ですね。
モザイク柄のグレーの壁は全部潰したアルミ缶でした。面白いですね。

この入口を入ると右側に直ぐ入館の受付があります。
スタッフの方が気さくに丁寧に話しかけてくれますので、ここで入館料(この時は1,000円でした)を支払います。
初来館かつ他の来館者がいなかったということもあってか、15分程作品を案内していただけました。
作品のことだけではなく、川島さん自身のことなども伺えてとても良かったです。
全部の作品を紹介する訳にもいかないですし、そんな知識もないのでいくつか雰囲気が伝わる程度に写真を並べておきます。




川島さんは絵だけではなく立体の造形物も作られています。



作品はもちろんですが、とても興味がそそられたのはニューヨークのアトリエを再現した展示です。

とにかく物(画材)が多いですね。

このマーカーの数。
あれだけ大きな作品を描くとあっという間にインクがなくなってしまうのでしょうか。


どの作品も色々と感じるものがありましたが、一番気になった作品はこの作品でした。

代表的な作品以外はおそらく期間によって展示が変わってしまうので、いつも同じ作品があるとは限りません。

入口からも見えるのこの海をバックにした位置に置かれる作品も時期によって変わります。

ここから見える海も自然も季節によって変わり、もうじき桜が満開になりそうです。

受付横にはショップもあります。
美術館は6階のワンフロアのみの展示になるのですが、外にも作品があると説明を受けたので行ってみました。

川島猛さんの哲学のひとつ「WHY BORN」が冠された彫刻の広場「WHY BORN SQUARE」が第二駐車場横にありました。

川島猛さんは瀬戸内国際芸術祭が初開催だった2010年から川島猛とドリームフレンズという名前で参加されていて、瀬戸芸2025も男木島に展示があります。
男木島のアート作品一覧は以下の記事にまとめていますのでご興味のある方は参考にして頂ければと思います。
ここで予習をしてから男木島に行くのもよし、瀬戸芸2025で作品に触れてから来るのもまたありだと思います。
雨でも楽しめるのが美術館のいいところですが、海の見える川島猛アートファクトリーミュージアムは晴れの日の景色も最高だと思います。
近くには五色台の展望台や2025年3月27日にリニューアルオープンする休暇村、瀬戸内海歴史民俗資料館、亀水バラ公園などもあり、見所がたくさんあります。
そして僕たちのお気に入りのカフェ・旧南原邸も近くにあります。
ちょうど高松市と坂出市の間にあるので車がないと行き難いとは思いますが、是非巡ってみて欲しいエリアです。

写真と文章担当。しゃべり好きな人見知り。
基本的には出不精。
妻のRumyに連れられ香川県に。