瀬戸内国際芸術祭2025はどこに行ったらいいのかまとめ

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少しお得ということで瀬戸内国際芸術祭2025の前売りパスポートを購入したはいいけれど、どこに行ったら楽しめるのかがまったくわからないので調べてみたことをまとめてみます。

同じようなことを思っている方のお役に少しでも立てばと思います。

基本的な情報は以下の公式サイトに載ってはいますのでくまなく見ればだいたいのことはわかるのではないかと思います。

もっともっと詳しく知りたいという方は瀬戸内国際芸術祭2025公式ガイドブックが3月から順次発売されるとのことなので、そちらを購入されるのもいいかもしれません。

電子書籍の方が少しお安くて、持って歩くのも楽なので便利かもしれませんが、紙の本も想い出に残りそうなので迷いそうですね。

瀬戸内国際芸術祭2025の開催期間

瀬戸内国際芸術祭は3年に1度開かれるアートイベントです。2010年に始まり、2013年、2016年、2019年、2022年、と開催されていて2025年は第6回目の開催になります。

つまり情報を調べる際には「2025年」の情報なのかをしっかり確認する必要があるので注意しましょう。

また、イベントは通年で毎日やっている訳ではなく春、夏、秋の特定の期間のみ行われています。

  • 【春】 2025年4月18日(金)- 5月25日(日) 38日間
  • 【夏】 2025年8月1日(金)- 8月31日(日) 31日間
  • 【秋】 2025年10月3日(金)- 11月9日(日) 38日間

春はゴールデンウィーク跨ぎ、夏は夏休み、秋は紅葉時の期間ですね。

近隣に住んでいる方はすべての会期に好きなところを何日かに分けて巡ることもできますが、遠方から来られる方はいずれかの会期に数日間で狙った場所に行くというのが基本ではないでしょうか。

ただ、場所によっては特定の季節しかやっていない場所もありますのでご注意ください。

瀬戸内国際芸術祭2025の開催会場

  • 高松港周辺
  • 直島
  • 豊島
  • 女木島
  • 男木島
  • 小豆島
  • 大島
  • 犬島
  • 宇野港周辺
  • 沙弥島(春のみ)
  • 志度/津田エリア(夏のみ)※新設
  • 引田エリア(夏のみ)※新設
  • 本島(秋のみ)
  • 高見島(秋のみ)
  • 粟島(秋のみ)
  • 伊吹島(秋のみ)
  • 宇多津エリア(秋のみ)※新設

注意したいのが特定の季節会期のみ公開になっているエリアがあるということです。

とくに直島は全会期ではありますが「直島新美術館」が5月31日オープンなので春会期中には公開されていません。

「直島新美術館」がお目当ての方は必然的に夏か秋を選ぶことになります。

このように地名を羅列されても地元民でなければ土地勘がなくてイメージし難いと思いますので、地図にエリアを書き足してみました。

会期別に色分けをしてみました。オレンジが全会期、緑が春のみ、青が夏のみ、赤が秋のみです。

見ておわかりいただけたかと思いますが「瀬戸内」国際芸術祭という名前ですが、会場のほとんどが香川県で宇野港と犬島だけが岡山県になります。

これでも縮尺がわからないので距離感がつかめないですよね。

香川県の県庁所在地である高松市(高松港周辺)から右下の引田エリアまでは車で1時間程です。同様に左下の伊吹島へのフェリーが出ている観音寺港までは1時間半~2時間くらいです。高速道路を使えばもう少し早くなります。

鉄道も走っていて、だいたい同じくらいの時間です。

それならレンタカーを借りて複数エリアを・・・と思われるかもしれませんが、会場のほとんどが島です。

島に渡るには高松港などの港からのフェリーを利用しなければならず、会期中の増便はあるかもしれませんが本数は限られていますので1日1島ないし2島が限界だと思います。

ちなみにですが、沙弥島は「島」とつきますが、今は陸続きで行けます。

どこに行くかという最大の問題

まずは何を目的に行くのかの軸を決めると良いかなと思います。

  • とにかくアート作品を見れるだけ見たい
  • 直島に行ってみたい、小豆島に行ってみたい
  • アートはそこそこでいいので香川県を観光したい
  • あの作品だけは絶対に見たい
  • あのイベントに参加したい
  • 島の宿泊施設に泊まってみたい

僕たちは地元民なのでわざわざ混んでいる会期中に行かなくてもいいんじゃないかと思うところもあって悩んではいますが、行ったことが無い直島、豊島に行けたらいいなと思っています。

余裕があれば大島にも行ければと思っていて、秋の会期中に行ったことがある本島以外の高見島、粟島、伊吹島のどれかに行けたらという感じで考えています。

どこにどんなアート作品があるの?

基本的には公式サイトの以下のページで探すことができます。

ただ少し一覧性に乏しいと感じたので探してみたところ、以下のプレスリリースに『瀬戸内国際芸術祭2025 参加アーティスト・作品一覧(PDF, 475.3KB)』が添付されていました。

【プレスリリース】瀬戸内国際芸術祭2025参加アーティスト発表(第3弾)

しかしこれでも数が膨大なのと、PDFなので絞り込んだりするのが難しかったのでエクセルに起こして様々な切り口でそれぞれ記事にしてみましたので、是非ご参照ください。

いつ行けばいいのか?

まずは会期を決め、その後は曜日を決めるといいと思います。平日の方が空いているとは思いますが、土日しか店が開いていないことも島では多いので注意が必要です。

これは完全に個人的な印象でしかありませんが、香川県は火曜日がお休みの飲食店が多い気がしています。

また、必ず確認しなければならないのが見たいアート作品が閉館していないかです。常時鑑賞可能なものはいいですが、土日だけや平日だけ、もしくは特定の日だけしか見られないものもあるようですので下記のページで開館しているか確認しましょう。

ざっくりとしたおすすめ

「とにかくアート作品を見れるだけ見たい!」という方はストイックに計画を立ててルートを吟味する必要がありますが、それ以外の人は「夏会期に来て右上のオレンジのどこかの島に行きつつ高松エリアを観光」か「秋会期に来て左の赤の島に行きつつ父母ヶ浜、観音寺の銭形砂絵と天空の鳥居、琴平山を観光」あたりがいいのではないかなと思います。

ただ、海外からのインバウンド客も増加しますので島にある宿泊施設は基本的に予約激戦区だと思います。会期中は県内の宿泊施設もかなり混雑したり料金があがったりすると聞きますので、泊まってみたいホテルからのアクセスで行先を決めて行くなんていうのもありかもしれません。

目的地からあまりにも遠いホテルになってしまうと移動だけで疲れてしまったり早起きしなければならなかったりしてしまうので、少し早目に行きたいエリアの予定を立てて予約をしておくのがいいと思います。

高松港(高松駅)周辺のビジネスホテルについては以下の記事にもまとめていますので参考にしていただければと思います。

他にも直島に行きたいだけなら宇野港から行けたり、小豆島なら神戸からもフェリーが出ていたりするのでそれだと香川県に寄ってもらえずに寂しいですが、このようにターゲットを定めると希望通りの観光ができると思います。

複数の島を一気に回るのは難しいですが、いくつか航路がセットになっている島はあります。

女木島と男木島はセットで高松港から往復便が出ています。朝から男木島に行って昼頃に女木島に渡り、夕方に高松港に戻るということができます。

豊島と直島も同様で、豊島から入って直島に渡ったり、その逆や豊島から小豆島に渡ることも可能です。ただ、男木島・女木島に比べると広かったり港の場所が違ったりするので注意が必要です。

ここに行っておけば間違いない!これは見ておけ!というオススメができなくて申し訳ないですが「どこかひとつの島と高松港エリア(と屋島)」を観光して貰えたら満足いただけるのではないかと思っています。

各島へのアクセス情報

これはここで下手なことを書くよりも公式サイトを見ていただいた方が確実です。

【高松港】女木島・男木島・大島・直島・豊島・小豆島
【宇野港】直島・豊島・小豆島
【宝伝港】犬島
【丸亀港】本島
【多度津港】高見島
【須田港】粟島
【観音寺港】伊吹島

概ねこのような出港地となっていて、すべてのフェリーが高松港から出る訳ではないので注意が必要です。

小豆島の坂手港と引田エリアの引田港を結ぶ臨時船(海上タクシー)が運航するニュースなども出ている一方で、瀬戸芸2022の時には増設された臨時便「直島ライン」は船員不足などが理由で2025年は運航しないようです。

これから会期が近づくにつれて航路や時刻表の変更などもあるかもしれないので常に最新の情報をチェックしておきましょう。

イベントがある?

今のところイベントの情報がほとんどなくて何も書くことがありませんが、会期に合わせて各エリアで特定の日にイベントが開催されることもあるようですので気になる方は以下のページをチェックしましょう。

開会式もあるようですが、招待者のみのようです。

よくある質問(ありそうな質問)

そもそも香川県ってどうやって行くの?

そんな方のために以下の記事に香川県に行くための経路をざっくりとまとめてあります。

パスポートが販売されているけど作品を見るのにお金がかかるの?

かかるものとそうでないものがあります。街中にポツンと設置されているような作品はだいたい無料ですが、施設内にあったり体験型だったりすると数百円~の料金がかかります。

パスポートはお得なの?

パスポートがお得かどうかは見たい作品が有料かどうかによって変わってきます。

フェリーの料金が無料になったりする訳ではないので、鑑賞ルートによっては殆ど使わずに終わってしまうこともあるかもしれません。

また、直島の地中美術館や豊島の豊島美術館、女木島の鬼ヶ島大洞窟などパスポートを持っていても別途入場料や鑑賞料が必要な施設もありますので公式サイトをチェックしましょう。

過去の作品も見られるの?

見られるものと見られないものがあります。初展示から街の一部としてそこにずっとあるものとしての展示作品もあれば、特定の会期だけ展示されていたものもあります。瀬戸内国際芸術祭2025で展示されているかは作品ページで確認しましょう。

予約が必要だったりするの?

いくつかの施設ではオンライン予約が推奨されています。以下の作品公開スケジュールのページの備考に記載がありますので参考にしてみてください。

2025年の新作アート作品はどこのどれ?

以下の記事にまとめてみましたので是非ご確認ください。