瀬戸内国際芸術祭2025の伊吹島(いぶきじま)のアート作品とイベントの情報です。
伊吹島は「いぶきじま」と読みます。伊吹島は観音寺市(かんおんじし)に属している島で約300人の方が住んでいる有人島です。
観音寺市は香川県の西端の市で、銭形砂絵「寛永通宝」や天空の鳥居などが人気の観光スポットです。
伊吹島は観音寺港から高速船で約25分で行くことができ、観音寺港に一番近い駅は観音寺駅で徒歩だと30分近くかかります。
バスだと内循環線で6分ほどで到着しますので、バスの時間に合わせるのがいいでしょう。
伊吹島のだいたいの位置はこちらの地図でご確認ください。

以下は作品一覧です。

【区分】が新作となっているものが新作ですのでそのほか4作品が新作アート作品として追加される形になります。
作品番号が【E】ではじまるものはイベントなので、【E17】【E18】は新作のイベントとなります。
会期は秋です。
宇多津エリア・本島・高見島・粟島など西讃(香川県の西側)寄りの会場は秋会期に集中しているので、いくつかの島と宇多津エリアをまとめて周るのがいいかもしれません。

観音寺港からの到着は伊吹島真浦港になります。真浦港と検索すると兵庫県家島の港が出てくるので伊吹島真浦港と調べるようにしましょう。
展示があるのは伊吹島中心部にまとまっています。
基本的に徒歩15分圏内にまとまっているようなのでゆったりと見て周れるでしょう。
南の伊吹島真浦港から北側の北浦港まで縦断するように歩いて20分程の距離感です。
島内の移動手段は徒歩だけですので歩きやすい靴を履いて行きましょう。
伊吹島への行き方やアクセス情報など
観音寺港から伊吹島真浦港までは高速船で約25分で行くことができ、会期中はおおむね1時間半に1本程の便数となります。
観音寺港までは観音寺駅から徒歩で30分、バスだと6分くらいはかかるので船の便と時間を合わせる必要があるでしょう。
バスはのりあいバスでバス停がなく、路線上ならどこでも乗り降り自由な方式(フリー乗降制度)になっていますので「観音寺港へ行きたいです」と運転手さんに伝えるといいでしょう。
観音寺駅は高松駅からJR予讃線快速で1時間強、各駅なら1時間30分程で行けます。
岡山県側から瀬戸大橋を渡ってくる場合は予讃線特急しおかぜ松山行だと直接観音寺駅に停まりますが、特急券が必要になるので少し料金がお高めになります。
瀬戸大橋線快速マリンライナー(特急券不要)で坂出駅に行き、予讃線に乗り換えて観音寺駅という方法の方が安く済みますが、乗り換えの接続など少し時間が余計にかかります。
伊吹島エリア周辺の宿泊施設
『民宿 いぶき』『春日旅館』『お泊処 そのえ』の三軒があるようですが、民宿いぶきさんは令和7年1月よりしばらくの間休業らしいです。
島に泊まりたい!という強い要望でなければ、観音寺市街に戻った方がリゾートっぽいホテルなどもあって選択肢は多いと思います。
翌日は高松港などを使って他の島に行く場合などは高松駅周辺まで戻って宿泊すると便利かもしれません。
高松駅周辺のホテルについては以下の記事にまとめてみましたので参考にしてみてください。
- 高松駅・あなぶきアリーナ周辺から近い徒歩10分以内のビジネスホテルまとめ
- 高松駅と瓦町駅(繁華街)の間にあるビジネスホテルまとめ
- ことでん瓦町駅から徒歩圏内にあるビジネスホテルまとめ
- 高松駅周辺の穴場かもしれないビジネスホテル(宿泊施設)まとめ
- 片原町駅から徒歩圏内のビジネスホテル・民泊・ゲストハウス
瀬戸芸の会期中や、香川県立アリーナ(あなぶきアリーナ)でコンサートなどのイベントがある日の前後などはどこも埋まりやすいのでとにかく早目に予約をしてしまうのがおすすめです。
とくにゴールデンウィークや夏休み(お盆)などは直ぐに埋まってしまいますし、モンスターバッシュ(音楽フェス)が開催される8月23日・24日の前後は争奪戦になると思われます。
個人的に気になるアート作品
サンプルルートを考えてみる
平日です。
- ~11時 観音寺駅着。
- 11時10分~11時16分 バスで観音寺港へ。
- 11時20分~11時45分 高速船(600円)で伊吹島真浦港へ。
- ~13時25分 伊吹島観光。
- 13時30分~13時55分 高速船(600円)で観音寺港へ。
- 14時10分~14時16分 バスで観音寺駅に戻る。
- もしくは銭形砂絵(寛永通宝)などを観光する。
観音寺港から銭形砂絵(寛永通宝)までは徒歩で25分程かかりますが歩けない距離ではありません。
アート作品だけを見るのであれば伊吹島の滞在時間はそれほど長くはならないと思います。
伊吹島だけではなく、観音寺市周辺やお隣の三豊市(父母ヶ浜)なども旅程に入れるといいかもしれません。
混雑具合
伊吹島は秋会期のみ開催ですが混雑予想カレンダーを見る限りではそこまでの混雑はしなさそうです。
前述した通り船の便数も宿泊施設も少ないのでしっかりと予定をたてないと無駄な時間が発生してしまうかもしれません。
特に瀬戸芸の会期中は当日に電話して空いている部屋に泊めてもらうというのはなかなか厳しい状況が予想されます。
リゾートっぽい宿泊施設なら観音寺市や三豊市、温泉旅館っぽい雰囲気なら琴平エリア、ビジネスホテルなら丸亀市や高松市で探すといいでしょう。
翌日の観光エリアの近くに移動して宿泊するのが効率の良いまわり方のコツかもしれません。