まんのう公園のイルミネーションを堪能してきました

先日は休園日で入れなかったまんのう公園に再チャレンジしてきました。

高松市街からは南西へ一時間程車を走らせると着きます。

バスなどの公共交通機関は乏しく、電車で琴平駅まで来てからタクシーで15分というのが公式サイトで紹介されているアクセス方法でした。(帰りのタクシーが心配ですね)

他にアクセス方法があるのかなと調べたところ、土日祝やクリスマス限定のようですがシャトルバス(有料)が出ているようでした。

こちらは中央駐車場です。だだっ広いですね。(900台くらい停められるようです)

到着したのは12月6日金曜日の16時15分頃。まだ車も20台程度しか停まっていませんでした。

まんのう公園は北口と西口があり駐車場も三ヵ所あります。調べている時はややこしそうだなと思ったのですが、イルミネーションを観に来る場合は、北口でも西口でも入りやすい方から入って、中央駐車場を目指すのが正解のようです。

帰りは道が暗過ぎて少し迷いそうになりましたが、基本的には料金所からは道なりに真っすぐなのでわかりやすいと思います。

高速道路の料金所のようなところで入園料と駐車場利用料を支払います。この時は大人一般450円(×二人)と駐車場320円だったので1,220円でした。や…安い!
(※料金などは変更の可能性がありますので必ず公式サイトなどをチェックしてください)

支払い方法については確認はしていませんが、現金のみの取り扱いの雰囲気でした。

色々な注意事項がありますが、特に注意なのが開園時間です。

公園全体がずっと開園しているのかと思っていましたが、冬時期は16時30分で閉園するのと、開園時間も変動するとのことでした。

そして16時30分~21時まではイルミネーションエリアだけ特別に開園しているという状態らしいです。

なので園内には進入禁止のテープが貼ってある箇所があったり、係員さんが誘導のために立っている場所があったりしました。

入口近くのレストランは閉園までやっている(ラストオーダーは閉園1時間前?)っぽいので、ここで時間を潰したり休憩するのもいいかもしれません。

早速まんのう公園のイメージキャラクターのドラ夢(どらむ)がお出迎えしてくれました。

園内には色々な頭身のドラ夢なのか、ただのドラゴンがいましたが、この頭身のドラ夢が一番可愛いと思いました。

竜のキャラクターは老齢だったり細長くなりがちですが、原案を残しつつ丸みのある愛嬌のあるキャラクターにすると人気が出そうな気がします。

少し早目に行ってイルミネーションの点灯までは他のエリアを散策するつもりでしたが、前述の通りなのでイルミネーションエリアを点灯開始までゆったりと歩きます。

全体を見渡せる一番高い丘の上で待機します。

混雑具合は写真の通りで、平日ということもあってか人がひしめき合うようなことはありませんでした。暗くなって行くに連れて徐々に人が増えて行ったような感覚でした。

この日の気温は10度前後で、着込んでいればそれほど寒くはないですがカメラを持つ手はかじかみます。

一番人気の出るクリスマス前後はもう少し寒いと思うので、しっかりと防寒をするのがおすすめです。

園内には竜の里という名前のレストハウスもあって軽食やドリンクがいただけます…が、肉まんが500円でした。

ちょうど小腹が空いたタイミングに憎い価格設定です。入園料よりお高い!くぅ~っ!

この日は開店していませんでしたが、土日祝やクリスマス前後など限定で屋台村や臨時売店なども営業していて、温かいドリンクやうどん、ラーメン、ビーフシチュー、おでん、豚汁、スープ、ぜんぜい、かぼちゃのおしるこなど、冷えた身体に美味しそうなメニューが販売されているようです。

点灯直後のまだ空が明るい時の様子です。

この日は17時に点灯でしたが特にカウントダウンなどはなく、スマホの時間とほとんどズレ無く点灯され、どこからともなく「おぉ」という歓声が漏れていました。

空が明るいうちはコントラストがいまいちで写真が映えませんが、暗くなってから戻ってきて撮った一枚がこちら。

なかなか肉眼通りの雰囲気を出すのは難しいですが、広大な敷地に65万球のLED電球が敷き詰められて芸術的な空間を生み出しています。

イルミネーションのデザインは毎年変わるらしく、今年も香川大学教育学部美術領域の学生さんが協力したとリリースが出ていました。素晴らしいですね。

こちらの光のトンネルに吊り下げられているランプ・提灯は香川県立善通寺第一高等学校と香川県立高松工芸高等学校のデザイン科の皆さん全員が制作をしたものということで、ひとつひとつ絵柄が違ってとても繊細なものからユニークなものまでありますので、お気に入りのひとつを探してみると楽しいかもしれません。

楽しめると言えばデジタルスタンプラリーというのも用意されています。遊び方などはリンク先を見ていただければと思いますが、園内の三ヵ所に設置してある二次元コードをスマホで読みこんで制覇すると引換券が発行され、オリジナル缶バッチと交換できます。

デジタルマップが付随されているのでスタンプを集めながらイルミネーションを隅々まで鑑賞しつつ、紙のマップを必要としないエコな一面もあってGood!ですね。

最後にいくつか撮ってきた写真を並べて終わりにしたいと思います。

まんのう公園のイルミネーションは本当に素敵でした。

あまり優劣をつけるものではありませんが、僕自身が見てきた公園型のイルミネーションの中では一番よかったです。

とは言え、あまり全国のイルミネーションを観て回ったことがある訳ではないので、有名なイルミネーションと言えばどこがあるのか調べてみましたところ、International Illumination Award(旧称:イルミネーションアワード)というアワードがあり、イルミネーションイベント部門で2023年に優秀ストーリー賞を、2024年に優秀技術賞を獲得した「あしかがフラワーパーク」という強敵がいました。

あしかがフラワーパークは駅の目の前かつ人口の多い関東圏という立地だったり、まんのう公園が65万球/32000㎡に対して、500万球/100,000㎡ となれば広さは3倍、電球は8倍で、なかなか太刀打ちが難しそうです。

しかし!まんのう公園も2023年に優秀エンタテインメント賞では5位、2024年には4位です!

そしてご近所のレオマリゾートは2023年の優秀ストーリー賞で6位、2024年の優秀エンタテインメント賞で5位です!

これはもう観に行くしかないですね!

Setouchi Note の動画もありますので是非ご覧ください。

施設名
国営讃岐まんのう公園